SFセミナー ’99 レポート準備編

 今年の連休は皆さん、いかがお過ごしでしたでしょうか。私は、SFセミナーで力を使い果たしてしまったようで、後半は完全にばてばて状態でした。……の、わりにはなんだかんだ忙しかったりして、はっと気がつくと、明日は出勤だよ、どーしよー! って感じです。私は本当の本当に連休を過ごしていたんでしょうか? 誰かに時間を盗まれたような気がしてなりません。あああ、身体がだるいよう。

 さて、私から時間を奪った元凶の(笑)SFセミナーですが、いや無茶苦茶面白かったです。今回で4回目の参加ということになりますが、今までで一番よかったですね。こんなに(主観的には)充実した時間を過ごせたのは本当に久しぶり。スタッフの皆さんには心からのお礼を申し上げます。
 で、ここは早速きちんとしたレポートを書くべきなのですが、って、どうせまたロクでもないレポートになる予定なんですがそれはともかく、これから少々多忙になることが予想されまして、実際には今月の中旬から下旬にアップすることになるでしょう。ただそれまで何もしないというのもなんなので、ちょっとした感想を幾つか書きだしていくことにします。

その1・猫は、かわいい

 本会企画であらためて思ったことは、やっぱり自分は神林長平ファンなんだなあ、ということ。「『雪風』また未知なる領域へ」では、ただただ神林ご本人のお言葉をうっとりと聞き惚れておりました。至福の時間とはまさにこのこと。しかし、再三スピードへの思い入れについて言及されていた割には、話し方がとてもゆっくりしていらしたのは面白かったなあ。なんか、独特の口調がとても印象的でした(それから、猫の話題になった瞬間目が輝き出すところも)。ただ、冒頭で牧眞司氏が『新雪風』のあらすじ紹介をしていたが、はっきり言って余計だったと思う。

その2・ハヤカワ文庫SF年鑑

 なんと1998年のハヤカワ文庫SF年鑑が完成していた。例によって斎藤が血反吐を吐きながら編集しただけあって、素晴らしいの一言。特に、表紙の書影をつけたのは本当にすごい。レイアウトも例によって白と黒の対比、曲線をうまく使った枠の多様が実にうまくはまっていて、とても読みやすい(私は特に索引部分が気に入っている)。惜しむらくは表紙がイマイチなこと。これだけの出来だったら、もうちょっとお金をかけてでも見てくれをさらに豪華にしてもよかったのではないか。それはともかく、もし、まだ購入されていない方は、是非是非ネット経由かコミケに行くなりして手に入れることをお勧めしておこう。いや、マジでこれはいいです。

その3・しかし、実はもう一つ素晴らしい同人誌があったのだった

 他に買った同人誌としては京都大学SF研究会の「WorkBook」61号・62号および「ろぼっともの」。どれもなかなかの力作なのだが、特に「WorkBook」62号の火星特集がすごい。グレート。火星に関する本や映画などのレビューから、4コマ漫画などなど様々な記事があって、とても面白かった。ひとつのテーマについて実に上手くまとめてある。いや、本当に驚いた(←なんか偉そう。でも、びっくりしたんだからしょうがない)。会誌の編集者って、こういう記事を一度は作ってみたいと思うものだよね。
 ということで、ここは夏に出るはずの「ASOV」がどこまでこのレベルに迫れるかという期待を表明しておくべきであろう。がんばってね、斎藤。

そのほか色々

 今回のセミナーには田中@東洋大学SF研究会がスタッフとして参加した。確か当日は紫のジャージ姿で……すみません話が内輪になりました。えっと、それはともかくとして、彼女が森太郎さんと林哲矢さん相手に爆裂していたことが大変記憶に残った。詳しくはお二人のセミナーレポートを参照していただきたい(そもそも「森 太郎」とわけるか「森太 郎」とわけるかで迷っているんだったら、なんで「林 哲矢」か「林哲 矢」かと迷わなかったのかという疑問は残るのだが、それはまあいいや)。
 田中をネタにする場合、話の中で、いかに彼女の面白い反応を引き出していけるかがポイントとなるのだが、その点、お二人の話術は実に見事で、存分に田中を遊び倒していたのが印象的だった。わたしゃ、そばで笑い転げておりました。さすがだなあ。勉強になるなあ。見習わなくっちゃ。


Contents
Last Update:1999/05/05