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発狂するバックナンバー(2002年 7月)

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〔2002/ 7/ 1〕

会社を休んで三ヶ月ぶりの眼科検診を受ける。あっさりと問題なしとの結論がでて、少なくとも今年の夏は入院せずに済むことが決定した。いやー、よかった。ついでに皮膚科に行って薬をもらったり髪を切ったりと諸々の雑事を一挙に片づけ、ちょっとすっきりした。

診察待ちの間に『最果ての銀河星団』(ヴァーナー・ヴィンジ/創元SF文庫)を読了。上巻は読了するのに一週間以上かかったが、下巻は一瞬だったな。詳細な感想は、レビュウに書くということで(その前に『90年代SF傑作選』だが)。
ついでに、『妻の帝国』(佐藤哲也/早川書房)も読了しているのだが、これに対して何を言えと。

〔2002/ 7/ 6〕

「MIB2」を観に渋谷まで出かける。「マトリックス」の予告編がかかっていたのだが、上映予定の映画館としてパンテオンの名が入っていた。でも、「リローデット」はともかくとして「エヴォリューション」が公開されるころには劇場自体がなくなっているんだろうな。しくしくしく。

ちなみに、直前に前作をDVDで観て、こんしょーもない話の続編を観る意義ははたしてあるのだろうかとちょっと悩んでいたのだが、今回はなかなかよかったです。もちろん、ララ・フリン・ボイルとロザリオ・ドーソン込みで。結局、こういうしょーもないポップコーン超大作映画が自分に合っているのかもしれんなあ。なお、EVERYTHING COOLのレビュウがなかなか興味深かったです。

〔2002/ 7/ 7〕

色々悩んだ末、今年前半の映画ベスト5なぞを選んでみた。なんか、妙に無難な選択ではないかという気がするが、もし一本でも未見な映画があるようだったら、是非劇場やビデオ、DVD等で鑑賞されることをお勧めしたい。下半期ではなんといっても「ジュブナイル」の山崎貴が監督した「Returner」が一番の楽しみ。
なお、上半期海外SFベスト5は林さんが選ぶとのことなので、要注目。

〔2002/ 7/13〕

「ゴースト・オブ・マーズ」を観るために渋谷まででかける。本来なら、10月最終週か11月第一週のパンテオンでかかっている類の映画が、オシャレなミニ・シアターくんだりで上映しているのは何か間違っているし、不幸なことだと思う。まあ、極端に男の比率が高くて、ことごとくが単独でやってきているのには笑いましたが(人のことは言えない)。

〔2002/ 7/14〕

『死者を起こして』(フレッド・ヴァルガス/藤田真利子訳/創元推理文庫)を読了する。
引退したオペラ歌手の庭先に、忽然と姿を現した一本のブナの木。果たして誰がどのような意図を持って植えたのか。言いようのない不安におそわれた彼女は、隣のボロ館に引っ越してきた三人の歴史学者(それぞれ専攻する時代は別)と、一人の元不良刑事に、ブナの木の下を掘り返すよう依頼したのだが……。
という、とても魅力的な設定とあらすじなのであるが、しかし、結局普通のミステリなんだよなあ。「どんでん返し」や「意外な真相」は、もはやミステリ的には平凡な展開と同義でしかない。逆に、だからこそ、一見平凡な展開でも実はすごいことなんだよ、ということを示すためもフェアなトリックが必要になるんだろう、とか柄にもないことをふと思ったりしたことであるよ。っていうか、もちっと歴史ネタを本編にからませておけば何の問題もなかったんだけど。

〔2002/ 7/16〕

21世紀政策研究所なるシンクタンクが、自治体Webサイトの採点をおこなったらしい。で、上位に入ったサイトをつらつらと眺めていたのだが、なかでも、超お役所サイト丹波篠山へのいざないはなかなかカッコいいんじゃないかと思った。こういう、主要な情報をトップページにまとめてある構成はとても好きだったりするもので。私が篠山市民だったら多分スタートページに登録しただろうなあ。
ちなみに、市長曰く、「少子高齢化の中でお互いに助け合っていける町をつくろうとHPを立ち上げた。私自身は全くITオンチだったが、すばらしい腕を持った職員が1人いて、何から何までやってくれた」んだそうな。(asahi.com)。すげえ。なお、ネタ元はTECHSIDE(7月16日)。

〔2002/ 7/26〕

どうせ無視されるだろうと思った2002年の上半期海外SFベスト5がちゃんと選ばれていて驚く(7/24)。「仕事やその他諸々が忙しくて都合がつかない」などという言い訳とともにうやむやにしてしまわないあたり、さすが林さんであると言えよう。わざわざネタにおつきあいくださり、どうも有り難うございます。私もさっさと上半期1位記念として『90年代SF傑作選』を書くことにしようっと(遙か昔から書くと言っていたのは秘密だ)
しかし、『新ターミネーター2』はそんなに面白いのか……。

〔2002/ 7/27〕

「猫の恩返し」を観るために出かけた途中で立ち寄った書店にて『戦闘妖精・雪風 解析マニュアル』(早川書房)を購入する(なんかややこしい文章だな)。まあ、どうせDVDの宣伝だけで中身のないムックなんだろうと思って読んでいたのだが、昔のエッセイや書き下ろしの短編が収録されていて、結構意欲的な出来になっている。雪風本というより、雪風を軸にして神林作品の魅力を紹介するというかたちになっている感じを受けた。アニメ化に興味はない人も、神林ファンや神林に興味を持っている人には結構お勧め。


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