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発狂するバックナンバー(2001年 7月)

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〔2001/ 7/ 2〕

あいかわらず忙しいので、今週も果たしてまともに更新できるかわかりません。もうマジでだんだんネタが枯渇しつつあります。
で、今日は「スターログ 日本語版」を買ってみました。表紙はアンジェリーナ・ジョリー@ララ・クロフトなどなど。なんか、映画版「トゥーム・レイダー」は評判悪いみたいっすね。で、表紙以外では夏の映画ラインナップの話題がひととおり収められていたりと、まあそれなりに読みどころはある……かなあ。ジョー・ジョンストンのインタビュウが読めたので私は満足。その他では「メメント」にちょっと注目しているのだった。


〔2001/ 7/ 3〕

SFマガジン2001年8月号をようやく読み始める。まず、真っ先に読んだのが今月から連載が始まった「エデンに還れ」(ひかわ玲子)。えーと、寂しく21世紀を迎えた大学生が実家に帰ってきたら姪の唯香が迎えに来ていて、「ねえ、お兄ちゃん……お年玉はぁ?」と話しかけられるというベタベタなお展開にはちょと驚きました。さらに、唯香の描写として

身内の欲目を外しても、コケティッシュなタイプの美人である兄嫁に似た唯香は、ロリコン的に美形の少女である。

という狙いすましたかのような記述があったりする(強調は引用者)。こ、これはそういう話なのかっ! という大いなる期待を胸に読んでいくと、果たして男と唯香の間にとんでもないことが起こってしまうではないか。こ、これからこの物語はどうなってしまうのだろうか。いやあ、次回が待ちきれないですね。SFマガジンとその手の小説が好きな人全てに推薦したい傑作。なお余談だが、私は『ヴァージン・ブラッディ』の

妖しく危険な暗室での個人授業!!
と書かれた帯がとても気に入っているということを前提にしていただくといいかもしれない。

〔2001/ 7/ 7〕

で、引き続きSFマガジン2001年8月号を読んでいる。……のだが、なぜか昨日会社に忘れてきてしまったので、うろ覚えでしか感想が書けない(涙)。また、今回のカナダSF特集関連では短編が2本しか掲載されていなくてちょっと寂しかったが、いずれも悪くない出来ではなかろうか(傑作と言うにはちょっと躊躇するが)。ひとつはがらくたの蒐集家の話。なんとなく、古本等をはじめとしたコレクターにとってはたまらない小説ではないかと思う。もうひとつはラピュタでおなじみのオーニソプターの開発についてのお話。これを読めばなぜ日本ではオーニソプターの開発が他国よりも遙かに進んでいるかがよくわかるという意味で必読。ただし日本の名称の記述がことごとくカタカナだったのは好きになれない。そろそろ「プロジェクトX」でも取り上げられるそうなので、期待しておくことにしよう。


〔2001/ 7/ 8〕

すごく忙しいが、妙に怠慢な休日をすごしている。……昼までひたすら寝て、のろのろと起き出してちょっと仕事(らしき事)をして、ゲームして……ゲームして……ゲーム……あああっすみませんすみません。つい魔がさして、先週「ティアリングサーガ」を買ってしまったんですっ。どうせ途中で飽きて放り出すのがわかりきっているのに。しかも、もうすぐFFXが発売されるというのに(当然予約済み ←バカ)。ああしかし、シミュレーション自体は好きなんだけど、それ以外の余計な要素があると著しくやる気を削がれますね。キャラクタを仲間にする条件を満たすためにえらく手間がかかったり、どこそこのMAPで得たアイテムを売らずに持っていないとレア・アイテムが手に入らないといったような条件が途中で発覚したりとか。ああ、めんどくさいよう。なお、キャラクタの好みはヒミツだ。それから言うまでも無いことだが、昨日のはネタだからよろしく。


〔2001/ 7/ 9〕

やっぱり近況の見出し(つまり日付部分)にはアンカーを付するべきなんだろうかと思う今日この頃。まあ、以前はちゃんと付けていたんだけど、だんだんめんどくさくなって全廃しちゃったんだよな。どうしようかなー。
で、SFマガジンを会社から回収。でも、読むヒマがないー(号泣)。ヒマがない割には「ダークエンジェル」も購入。でも、観るヒマはないのよー(大号泣)。明日にはなんとか。というわけで寝ますおやすみ。


〔2001/ 7/10〕

この近況欄ではうざいほどネタにさせていただいている人といえば林哲矢さんに他ならない訳であり、また、あの林さんをネタにするというのは恐ろしく危険な行為で、下手をすると命を縮めかねないことであるというのは本人をご存知の方にとっては説明不要であろう(よい子のみなさんは真似しないように)。なんか最近は「林」という文字にさえ畏怖を覚えるようになりつつありますですよ。だがしかし、そんな林さんですら「辛辣なお嬢さんたち」と呼び、恐怖する人たちが存在することが徐々に明らかになってきた。驚愕の事実とは、まさしくこのようなことを指して言うのであろう。……が、しかし、私自身も林さんが言うところの「辛辣なお嬢さんたち」についてはいくらか面識があるので、一言付け加えさせていただければ、「まだまだ上には上がいる」。林さんはまだ真の「辛辣なお嬢さん」を知らない。というわけで、今日は偶然電話で、件の人(ここでは仮に「極めて辛辣なお嬢さん」と呼称する)と話をする機会を得たのだが、いや恐ろしいのなんのって。ちょっと挨拶が遅れた(最初、相手が誰かわからなかったもので)ことで、厳しい叱責をくらい、さらには精神的ダメージを与えるような言葉を次々と浴びせられたのであった。「極めて辛辣なお嬢さん」との会話が終わった後、私の全身から大量の冷や汗が流れ落ちていたことは容易に想像がつくと思う。ああ怖かった。
というわけで、林さんもお嬢さんよばわりをしておけば手加減してくれるだろうとか甘い期待は捨て、きっと将来相まみえるであろう「極めて辛辣なお嬢さん」との邂逅に備えて、厳しく己を鍛錬することを強くお勧めしたい。


〔2001/ 7/13〕

もう大分前から『ノービットの冒険』のレビュウをアップしようと思っているのだが、なかなか書く内容が決まらない。まあ、素直に"面白い"と言っておけばすむような本ではあるのだが、それだけじゃ書く方もつまんないしなあ……。そこで、どうせだったら本書の下地にになった『ホビットの冒険』を再読してみよう……と決心して自分の本棚をあちこち探し回ったのだが、どういうわけかどこにも見つからない。誰かに貸したのかなあ。もう全然覚えていないや。しょうがないので改めて買い直すことにしたのだが、『ホビット』って上下二分冊だったんだね。ずっと一冊だと勘違いしていたよ。
それはともかく、久しぶりに本書を読み返してみたのだが、「死人うらない師」とか「つらぬき丸」という訳者のネーミングセンスは気にしないことにすれば、まことに面白い本でありました。いやあ、ホビット君の行く先々で起こる波瀾万丈の冒険譚の数々には再読にもかかわらず実に新鮮な気持ちで楽しむことができましたですよ。完璧に忘れていたからという説もあるけれど。そして、これが『ノービットの冒険』にどのように反映されたのかを知る楽しみが……が……あれ? 『ノービットの冒険』ってどんな話だったっけ? ←バカ。うーん、『ノービット』の方もまた読み返さなければダメかなあ。そして、果たして『ホビット』を覚えていられるんだろうか。すごく不安だ。


〔2001/ 7/14〕

ついうっかり、Kondara MNU/Linux 2.0を買ってしまう。ぐはあっ、OSの入れ替えなんぞをしている暇はないというのにー。とかいいつつ、帰宅後、速攻でインストールを始めてしまうあたりは、もう業というかなんというか。Linuxなんて全然わかんないのに……。
で、ドキュメント類が置かれているディレクトリが /usr/doc から /usr/share/doc に変わったとか、inetdがxinetdに変わったとか色々な変化についていけず、作業は当然のごとく深夜まで及ぶのであったー。と、とりあえずせめてメールの送受信くらいはできるようにしておかねば。すでに、インストールを中止して元の環境に戻すという選択肢は無くなっているらしい。


〔2001/ 7/15〕

主に自分の知識と知性の欠如によるトラブルにもめげず、なんとかLinuxマシンをある程度使えるところまで持ってきました。疲れたー。
しかし、付属のMozilla 0.9は実に快適でいい感じ。これくらいの速さと使い勝手なら、ネスケ4はなくてもいいかな。とか思いながら、あちこちのサイトを見ていったところ、「チャーリーズ・エンジェル2」、3人が空中分解の危機!という記事を発見。なんでも、制作が決定している「チャーリーズ・エンジェル」の続編に、キャメロン・ディアスが不参加の意向を示しているらしい。これまで三人はお互いの仲の良さを散々強調していたはずなのになあ。多分、公開までこうしたトラブルのネタは沢山でてくることでしょう。まあ、私はドリューさえ出ればあとはどうだっていいんですけど。


〔2001/ 7/16〕

漫然とTECHSIDE 7月15日分の記事を眺めていたら、「夢のギャグを実現してくれた大熊さんに感謝の意を表明したい。」という一文が。いやあ、わたくしったらそんなに素晴らしいギャグを提供いたしましたかしら……「ロータリー」でロリータ買春あっせん……ひいいいいっ、なんか「大熊被告は一昨年秋ごろから複数の少女に1回3万―5万円を渡してわいせつ行為を繰り返し」とか身に覚えがないことが色々書かれているよー。まあでも、大熊被告さんと私とはちょっと趣味が違うと思うな。単なるロリータごときでは……あ、いやなんでもないっす。

といったような文章の後で紹介するのはちょと気が引けるが、あの(「ネバーランド」を録画しそこねた)雁名さん新しいサイトを突如オープン。CDのレビュウやライブのレポートなどをアップされているようです。そういえば、リンク集をもちっとまともにしないとなあ。今週か来週あたりにはなんとか。


〔2001/ 7/17〕

『ライヴ・ガールズ』(レイ・ガートン/風間賢二訳/文春文庫)読了。帯に、「ホラー史上最悪。」とか、「20世紀悪趣味文化が生み出した」とか扇情的な売り文句が書かれてあるのだが、まあ、10年以上前の小説だからねえ。今となっては、例えば『ΑΩ』と比べれば、ごくごく普通に読めるありふれたホラーになってしまっている。
ただしこの小説の読みどころは、スプラッタの描写よりもむしろヒロインのケイシーにあると思うのだけれど。


〔2001/ 7/18〕

なんか、木乃伊取りが木乃伊になってしまったような気が。
それはともかく、DVD版「R.O.D 2」をうっかり買ってしまう(ちなみに当然「R.O.D 1」も持ってます)。今回はインドはガンジス川での派手なアクションがメインになっていて、最早小説版「R.O.D」の雰囲気は影も形もありません。そもそも、本のネタはちょびっとしか出てこないし。また、これは前作から感じていたたことなのだが、アクションは確かに派手なんだけど、どういうわけだかいまひとつ盛り上がらないんだよなー。どうも緊迫感に欠けていたまったりとしているというか。それから、後半における潜水艦の動きが絵的にちゃちいとか最後のオチはもちっと伏線はっとけよとか色々あるけど、まあこれはこれでいいんじゃないでしょうか。もちろん 、絵は美麗です。


〔2001/ 7/20〕

「茅と茅原の神隠し」……もとい「千と千尋の神隠し」をWMみなとみらいまで観にいった。当日の桜木町はちょうど花火大会のため、ものすごい人でごったがえしていて、映画館にたどり着くまでに一苦労だった。みんな花火をみるために立ち止まっているため、全然先に進めないという。なかには、ただでさえ狭い道にシートを広げて座り込んでいる奴もいるし(涙)。まあ、でもこういう日に混み合うとわかっている道を選ぶことがそもそも問題なのかもしれない。花火もなかなか綺麗で、それはまるで異界送りで葬られる死者の魂のよう(すみません、例によってFFXにハマっているもので)。ちなみに、帰りはもっとすごかったのだが、あまり思い出したくないので以下略。

で、肝心の映画についてだが、いややっぱり宮崎駿はすごいと思いました。ストーリー自体はかなり行き当たりばったりの感が強いが、それを一つの映画として強引にまとめてしまう手腕と演出は並大抵のものではない。また、主人公の茅原……じゃなくて(しつこい)千尋の動きも実に細やかで、彼女の所作を見ているだけでも楽しめる。引退を撤回してつくるハメになった映画とは思えないほどパワフルで瑞々しく、2時間があっという間に過ぎてゆく作品だったと思う。ただ、ひとつ驚いたのが、過去の宮崎アニメへの言及があちこちに見られたこと。マックロクロスケが出てくるのは知っていたのだが、他にもどこかで見たようなキャラクターや演出があちこちにある。そういう意味で、これは宮崎アニメの集大成的作品になっているのかも。


〔2001/ 7/21〕

なんか一本の映画を観るために一日を無駄にしているような時間の使い方をしている連休であるよ。で、例によって劇場に入るまでに色々あった「猿の惑星」を川崎にて観た。途中まではふつー。ストーリーが登場人物を置き去りにして粛々と進んでいくのは結構好きだったりするし、猿たちのダイナミックな動きが楽しめたのであとはどうでもいいです。でもあのクライマックスはちょっとどうかと思うなあ。場内大爆笑。そんなわけで、賞味期限が短い(あっというまにネタバレされそう/多分コケる)映画だと思うので、観るのならお早めに。
しかし、今年の夏の映画はスティーブン・スピルバーグに宮崎駿、そしてティム・バートンと錚々たる面子が勢揃いしていてなかなか壮観。


〔2001/ 7/22〕

ふとgaleonmozillaのレンダリング・エンジンであるGeckoを利用したタブ ブラウザ)をインストールしてみる。おおおっ、素晴らしい。起動がちょっとだけ遅いが、レンダリングについては文句なしに軽い。これでLinux上でも真っ当なタブ ブラウザが使えることになるわけか。と、喜んでいたのもつかのま、新・大森なんでも伝言板を始めとしたvirtualave関連の掲示板を表示しようとすると、ことごとく落ちてしまうことが発覚してしまう。どうやら、強制的に別のウインドウが開くようなページを描画するとまずいみたい。がーん。が、まあ、そこだけはmozillaやw3mで見ればいっか。
と、いうわけで、最近は次第にIEからmozillaに傾斜しつつあるのだった。CSSを使っている方は、なるべくmozillaでの見栄えもチェックしていただければと思う今日この頃。いや、まあ、IEで大丈夫なら大抵問題ないとは思うんですが。そういえば、w3mでもインライン画像表示ができるpatchが公開されたみたい。うう、これも入れてみたいー。


〔2001/ 7/28〕

この夏公開される映画の中で最も期待していたのが「ジュラシック・パークIII」なのだが、どうも先週末に先々行レイトショーがあったらしい。くそー、そうと知っていれば「猿の惑星」なんてつまんない映画を観ずにすんだ(かもしれない)のにー。
というわけでようやく本日、「ジュラシック・パークIII」の先行レイトショーに行ってきた。各種レビュウを読んだ後だったということもあり、期待に胸をふくらませて観たのだが……うーん、確かに面白かったけれど、絶賛するほどの内容かはちょっと疑問かな。やっぱり三作目になると恐竜が出てきてもさほど驚かないし、恐怖も感じなくなっている。廃墟と化した研究棟を歩き回るところはまるで「バイオハザード」。とはいうものの、少なくとも退屈はしなかったし、子役はどこぞのガキと違って好感がもてるし、映画代に見合った面白さは有しているとは思う。そつなくまとまった佳作ということろか。ただ一点、プテラノドンの描写だけは別格。もう、ジョー・ジョンストンの愛が満ち満ちていて、実に素晴らしい。ラストの飛行シーンは本当に美しかった。


〔2001/ 7/29〕

うううう、すみませんゲームばっかりやってました。先々週あたりに予告したような気がするリンク集の更新をとっとと実行しなければあああ。とくに、恩田陸ファンサイトの追加は必須だろう。デザインすごすぎ。

あとは、m @ s t e r v i s i o n掲示板にて映画秘宝の編集後記が結構物議を醸しそうな内容になっているらしいことを知ってあわてて雑誌をひっくり返したりとか。いや、私もとっくに購入していたんですが、全然きがつきませんでした(汗)。

とか、全然まとまりのない近況で恐縮だが、今日はこの辺で。そろそろ本も読まなきゃなあ(で、鞄に入っているのがよりにもよって〈オナー・ハリントン〉だったりする)。


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