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発狂するバックナンバー(2000年7月前半)

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〔2000/ 7/ 4〕

どうやら、茅原さんによる痛恨の一撃の原因は、怨恨によるものであるらしい。まったく、あんな昔のことをよく覚えていたものだ。確かあれって大学生時代に『絡新婦の理』をフライングで手に入れたので、得意になって白山の幻想文学研究会のBOXで自慢したのちに朝霞に移動して*、SF研究会のBOXで自慢していたんだっけ。ま、たいしたことではありませんですな。この程度のことを日記にくどくど書かれても困るんだよねー。まあああったく。……え? 昨日のお前だっておんなじじゃないかって? う、うるさいなー。そもそも、「発狂する近況」からは心機一転、「発狂する近況2」に日記のタイトルをかえたわけだし、過去のことなんてどうでもいいじゃないか。なあ。←えらそう。

とか書いておいてなんだが、時は先月のはじめにさかのぼる。とある日、書店で妙なタイトルの本を見つけた。『風水都市 ニューヨーク』……なんじゃそりゃ。ちなみに、帯では荒俣宏が「大統領が陰陽師だったとは!」とか書いていたような。無茶苦茶ですな。で、どんな内容なんだろうかとページをぱらぱらめくってみたところ、どうやら小説ではなくて単なる(?)トンデモ本らしくって、結局買うのはやめておくことにした。ってことで、作者など詳しいデータは全然わかりません。後々考えると、やっぱり色々ネタにもできるし、見せびらかすこともできるかもしれない(←おい)ので、買っておくべきだったかもしれないなあ。惜しいことをしたなあ。まだ、どこかの書店に置いていたりしないかしらん。
で、ちょうどその頃、もう一冊アヤしい文句が帯に記されてある本があった。以下帯から抜粋。

イングランド南部の村。
山火事のあと忽然と出現した古代遺跡。
その発掘中に発生する不可解な出来事とは?
天文学者が追究する宇宙の生成は?

……いやー実にアヤしいでしょ。「古代遺跡」と「宇宙の生成」という単語の組み合わせが醸し出すいかがわしさがよく出ているのではないでしょうか。一体誰が書いたんだろうかと思ったら、そもそも帯の文句はまだ続いていた。

現実と非現実を共存させるピーター・アクロイドの至芸。

なーんだ、ピーター・アクロイドの新作か。よりにもよって、「現実」と「非現実」という、いやああああな感じのする単語が入ってますが、まあ、ピーター・アクロイドだったらきっと真っ当に面白い小説であるはずだ。ってことで、こちらは購入することにして、現在読んでる真っ最中。ちなみにタイトルは『原初の光』(新潮社)。読了はもちっとかかるかな。結構評判はいいみたい。

*:文系の東洋大学生は、1〜2年は埼玉の朝霞校舎に通い、3〜4年になると東京の白山校舎に通うことになる。


〔2000/ 7/ 5〕

CCIA-ONLINEに「Linuxの名前を使った印刷媒体はすべて商標侵害?」という記事が(2000年7月4日)。やあねえ、こういうのって。なんか、IS社の「ビジネスモデル特許」といい、BTの「ハイパーリンク特許」といい、特許や商標についてはロクな話題がないですな(っていうか、ロクな話じゃないから話題になるわけだが)。ただ、「Linuxの初代作成者リアヌ・トルヴアルドズ氏」っていう書き方は色々ツッコミを受けそうな気が。

しかし、今回注目したいのは、「ソニーの会議室の名前って…」という記事。ER(エンタテインメント・ロボット)事業部がつけた会議室の名前一覧が載っているのだが……お、面白すぎ。いいなあ、かっこいいなあ、「MAZINGER Room」! ってことは、「本日午後2時よりマジンガー・ルームにて会議を行います」といったメールが回ってきたりするんでしょうかね。うらやましいなあ(そうか?)。きっと、マシンの名前も似たような感じでつけているんでしょうね。もっとマイナーでオタクな名称に違いない。ところで、こういうのも商標侵害になるんでしょうか?


〔2000/ 7/ 7〕

以前は色々Windowsの面白いフリーソフトを探し回っていたものであるが、最近はさすがに飽きてしまい、ほとんど何もいじらなくなっている。まあ、最近は、htmlの作成・編集の時くらいしか家ではWindowsを使っていないし(現在htmlの編集はWz4 + htmlcmdで行っている)。ツールを入れても積極的に使う機会はもうほとんどないだろうなあ。
ところが、ふと何の気なしに窓の杜をのぞいてみたら、OpenGLで動くtelnet端末という面妖なツールをみつけた。UselessTelnetというものらしのだが、しかしtelnetでどうしてOpenGLなんかが必要になるのであろうか。と、思ったら、どうも文字にパースをつけて表示するために使っているらしい。ちなみに、文字の色は黄色、背景は宇宙。って書けばもうおわかりですね。アレです。試しに使ってみましたが、いやもう大笑い。く、くだらねーー。 ←ほめている
ちなみに会社で社員にみせたら大受けでした。でも、Escキーを押すと強制的にログアウトしちゃうとか、すごく動作が重いとか(あたりまえ)、実用性は全くありません。まさに、Useless! でも、インパクトはむちゃくちゃありますんで、一度おためしあれ。

ところで、FFIXを手に入れたので、さっそくプレイしているのですが、なかなかいいっすね。こういう世界観は好きです。面白い。でも、先ほど戦闘時にコマンドが入力できなくなったんですが、気のせいでしょうか。


〔2000/ 7/ 8〕

……絶対つまらないに決まってる。わざわざ公開初日に観てどうする、思い入れもなにもないのに。とか思いながら、ついつい「ミッション:インポッシブル2」(M:I-2)を観てしまった。いや、本当は他の映画にする予定だったんだけど、時間と場所が合わなくて。

で、まあ、全然期待しなかったことが幸いしたのか、結構楽しむことが出来たと思う。特に、InfoseekのCM。いやあ、あれはよかったです。むちゃくちゃ面白いです。……え? 本編はどどうだったのかって? あ、失礼しました。無論、本編も楽しめる内容でしたよ。死ぬほどアホな指令の伝え方とか、二丁拳銃とか、鳩とか鳩とか鳩とか。あと、どうせアクションばっかりだろうと思っていたら、一応「スパイ大作戦」みたいな話も入れようとしていたのは結構驚いた。しかし、結局はトム・クルーズのワンマン・ショーなのだけれど。


〔2000/ 7/ 9〕

朝からFF9で遊ぶ。昼頃、ふとお外を見ると、そこは灼熱の日差しが照りつけるそれはまるで地獄のような光景(主観)が広がっていて、とてもじゃないが外出する気にはなれない。で、引き続きFF9。夕方も夜もFF9。あー、なんかずうううっと座っていたので、とても疲れた。達成感はあんまりないけど。ううむ、日がな一日スパー・ロボット某をやりこんでいる林さんもこんな感じなのであろうか。


〔2000/ 7/10〕

ふと机を発掘していたら、読みかけのまま行方不明になっていた『アーバン・ヘラクレス』(久保田弥代/ソノラマ文庫)を発見したので、一気に最後まで読むことにする。実は、主人公が現場に急行しようとしてアセったあげくカー・アクションを繰り広げるハメになるという冒頭近くのエピソードを読んで、きっとこの小説はギャグなんだろうと思っていた。そして、予想が当たったと確信したのは、中盤の《イギリスの頂点》の真相が判明したところ。思わず読んでいて吹き出してしまった。あれは絶対ギャグのつもりで作者は書いているはず。それに、よくよく考えてみれば、主人公の身に次から次へと災難が降りかかるというパターンはお笑いの基本だし。それから、ハードボイルドっぽくしようとしているんだけど、どこかズレているような語り口なども、作者一流の諧謔精神がうかがえて微笑ましい。
まあ、イラストが「メタルギア ソリッド」の新川洋司ということで、一見すると滅茶苦茶真面目なハードボイルドに思えるが、それを逆手に取ってギャグにしてしまった作者の手腕は素晴らしいものがあると思う。

FF9は、まだDISC2枚目が終わらない。ううう、やっぱり平日はきついっす。ところで、戦闘中で固まる件(具体的には間の森のボス戦で固まる)は、コンフィグをいじったら直りました。ただ、色々いじっているので、どの項目が問題なのかはよくわからず。


〔2000/ 7/11〕

ヒラノマドカさん『プリズマティカ』を手に入れたということを知り、激しく動揺する。うううううううううううう。
……ま、まあ、しかし、あれじゃ。世の中というものは移ろいやすいもので、例え書店に本が並んだとしても、あっというまに消え去ってしまうもの。それはまるで川に浮かぶあぶくのようなものじゃ。そんなものに対して一喜一憂してどうする。事実をありのままに受け入れることが何よりも肝要である。うむ。なんか、少し落ちついて来たような気がするぞ。ここで、一句。

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。
沙羅双樹の花の色、盛者必衰のことはりをあらはす。

[意味]
もはや滅多に目にすることができない『プリズマティカ』もかつては新刊として平積みされていたことがあった。まことにこの世は儚くも脆いものであることよ。だから、そんな泡沫な本を手に入れた人がいたとしても、ああ、うらやましいのお、などと思ってはいけない。いけないんだったらいけないのである。……って、これはそもそも俳句でも和歌でもない……ことであるなあ。

まあ、そんなわけで、せめて今のうちに手に入れられる本はさっさと手に入れやうということで、ビーケーワンにて、『山尾悠子作品集成』や『「知」の欺瞞』などを注文してみる。しかし、例え届いたとしても読むのはいつになるやら。とほほほほ。それから、『パヴァーヌ』がソニー・マガジンより復刊されるって本当なんですか?


〔2000/ 7/12〕

うーむ、『パヴァーヌ』は扶桑社から出るんじゃないかという気がする今日この頃。うううう、結局どっちなんだよー。っていうかそもそも本当に復刊されるのでしょうか。これが全部ウソだったらどうしようどうしよう。私も嘘つきになっちゃうじゃない。
が、まあ、このページで書かれている妄言に乗せられる人はあんまりいないと思いますので、さして大きな問題にはならないはずではありますが。
んが、例えば、出所したての男が嘘をつくときは別だ。これは、まずい。とてもまずい。しかも、それが女がらみの嘘だとしたら、とんでもない災難が自分の身に降りかかるかもしれない。……っていうわけで、ここから「レインディア・ゲーム」のレビューになるのだけれど、ちょっと時間がないので今日はここまで。続きはまた明日にでも。
なお、プログラムを買ったら中にメル・ギブソン主演映画である「パトリオット」のチラシが入っていた。しかし、このチラシの裏側には

『ID4』から4年、
ローランド・エメリッヒ監督と
『プライベート・ライアン』の脚本家
ロバート・ローダットが手を組み、
『MIB』『GODZILLA』を超える、
ソニー・ピクチャーズ史上最高の制作費を投入した
魂を鷲づかみする感動巨編が遂に完成した!!

と、でかでかと書いてあるんですが、これって暗に「金はかかっているけど、あんまり期待しないでネ!」と観客に忠告してくださっているんでしょうか。>ソニー・ピクチャーズ
あと、アメリカ独立革命を舞台にした時代劇のくせに、「ブレイブハート」についての言及が一切ないのは何か後ろ暗いところがあるんでしょうか? >メル・ギブソン

あ、そうそう、昨晩ビーケーワンにて注文した本が、今日ちゃんと届いていた。実に素晴らしい。これからは、重たくて場所をとるハードカバーは全部ネットで注文しようかしらん。


〔2000/ 7/13〕

日記を書く前にあちこちのWebページを見ていたら、突然眠くなりそのまま朝まで寝てしまった。最近はノートPCをベッドに持ち込んであれやこれや作業しているので、しばしばこうした事が起こってしまう。うううう、健康に悪いだろうなあこういうのは。


〔2000/ 7/14〕

日記としてはあまりにも長すぎたので、「レインディア・ゲーム」のレビューは2000年の夏休み映画メモに移動。


〔2000/ 7/15〕

以前から楽しみにしていた「ジュブナイル」をようやく観ることができた(初日ですけどね。公開前からものすごく観たかった、ということで)。いや面白かったです。ってことで、これも2000年の夏休み映画メモに追加。


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