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発狂するバックナンバー(2000年6月〜7月3日)

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〔2000/ 6/ 1〕

本や映画の感想はともかくとして、身辺雑記をweb上にアップするのはとてもイヤなのだが、意地でもページを更新したいので不本意ながら、少しだけ。
ぢつは、ここ数日体調が悪い。のどが少し腫れてる感じがするのはともかくとして、せきが止まらないのだ。特に何かを食べようとすると、必然的に息を吸いこむことになるわけだが、この時にむせてしまい、たて続けにせきをしてしまうことがあるのだ。あのーどうやって食事したらいいのー(涙)。まあ、アトピー性の喘息ではないのが救いだが(あれは、滅茶苦茶苦しいっす)、しかしよりにもよってこの時期にせきが止まらないというのは、ひっじょーにマズいのでは……。大丈夫なのか? ほんとーにだいじょうぶか? まあ、ゲロが止まらないよりはマシですが。


〔2000/ 6/ 2〕

えー、またもやネタがないんで、禁断の日記ネタその2をやります。つまり、最近買った本リストって奴です。そもそも、本を買うなんて金さえあれば誰だってできるじゃないですか。古本はともかく新刊は。そーいうのを漫然と書いてもねえ、と思うのだ。問題はそれを読んだか、そしてどのような感想を抱いたかであって。あるいは、買った本を1ヶ月以内に何パーセント読了できたかという統計をとってみたりすれば結構面白いかもしれない。かなりヒサンな結果になりそうなので、私はやりたくないですが。そんなわけで、これまでBookMeterではどのような本を買ったかという話は全くしてこなかったはずだ(あ、恩田陸は当然別っすよ。でもネタの方向性は違うし)。しかしネタがないからには背に腹は代えられない。と、いうわけで、特別に最近私が買った本のリストを公開してみることにする。

まあ、こんな感じです。しかしこれらをどうやって読んでいくんだろう。「読書はね、読み出したら止まらないの」 だといいんだけど。トホホ……。

ついしん。ヘンリー・ダーガーの画集を探しているんですが、どこにも見つからないよー。どこにあるの、ダーガーさあああん。


〔2000/ 6/ 3〕

「獣と人間の物語は、不幸な結末と決まっている」
しかし、結末が不幸だろうがなんだろうが、物語は作られ、役者はそれを演じることとなる。舞台は決定的な敗戦から10数年たった東京。主人公は次第に孤立を深めつつある「首都警」特機隊隊員、伏一貴。タイトルは――「人狼」
一昨年にはすでに完成していたらしい、獣と人間、狼と赤ずきんが織りなす数奇な物語がようやく公開されることとなった。スクリーンで「押井守」の三文字を見ることになったのは本当に久しぶり。そして注目は、押井が絶賛した、沖浦啓之監督の見事な演出ぶり。とにかく、すごいっす。アイアンジャイアントを観て、「日本のアニメータはこの映画のツメの垢でも飲むべきだね」とかエラそーなことを言っていた自分が恥ずかしい。さすがに、これくらいヘビイな話は海外ではなかなか作られないだろうなあ。アニメファンもそうでない人も必見。私の脳裏にはまだあのラストシーンが焼き付いているよ。いやー、すごかった。ちなみに、ドラマそれ自体もすごいのだが、アクションもまた恐ろしく力が入っている。とにかくプロテクトギアを付けた特機隊は強いこと強いこと。そこら辺の拳銃の弾を弾き返し、圧倒的な破壊力を有するマシンガンで敵を粉砕していくさまはまさに圧巻。すげえ。まさにそこらへんの、警察が束になっても敵わないわ。
ところで、そんなもん、とっくに知られてることじゃん。


〔2000/ 6/ 9〕

ども、アトピー性白内障の治療からようやく解放されました。いやもちろんまだ完全に終わったわけでは全然ないので油断は禁物なんですけどね。とりあえず手術は無事終わり、退院できたでほっと一安心というところだろうか。いやしかし、手術はほんっとに大変だった。シャレ抜きで。ようは、水晶体を人工のレンズに変え、ついでに網膜にできた穴を塞いだらしいんだけど、これがまた色々ありましてなあ……。あ、ちなみに、局所麻酔なので、術中意識はきっちりありました。
そんな入院中の苦難な日々をつらつら書いていこうかと思ったのだが、医者からあんまりテレビや本を見ないようにと言われているんで、とりあえず娑婆へ無事戻れたご報告のみということで。これからの更新に関しては……どうしようかなあ。発狂ネタは幾らでもできるような気がするし、ごく一部のウケはとれるみたいなんだけど、そろそろレビューも書きたいし、SF-OB LINEの更新もしなくちゃいけないし(原稿送っていただいた方、すみませんごめんなさい。もうちょっと待ってください)。っていうか、そもそも手術した目はこれからきっちり使えることができるんだろうか。一応今は見ることができるんですが、なんか充血がすごいっす。下半分が真っ赤っか。もしかして、もう一波乱あったりして。「そんな眼では生きていてもしかたあるまい」 いや、殺されるのはちょっと困るんですが。


〔2000/ 6/10〕

よせばいいのに、あちらこちらのWebページを見て回る。ああ、すげえ眼に悪そう……。しかも、見ていて吐き気がしてきたりするのにいいいい(いや、吐き気は私の体調の問題ですよ。コンテンツは関係ないですもちろん)。
しかもしかもうっかり「人狼」の前売り券付きDVDを買ってしまい、あまつさえ観てしまったりして。ちなみに、これは「SPECIAL PREVIEW DISC」と銘打たれているのだけれど、ネタバレしまくり。じうようなシーンがことごとく出てきます。ストーリーも簡単に推測できちゃいます。はっきりいって、映画を観た後に購入すべきものでしょう。ならば、これはDVDによく付いてくる(特に洋画)、特典映像(メイキングみたいな奴)だと思うべきだろう。が、特典としてはイマイチなんだよなー。インタビューも中途半端だし(もっと色々なスタッフにインタビューすべきでしょう)、プロモーション映像の画質はものすごく汚いし(素材に起因する問題らしい)。ただ、以上のような文句を言っているうちに、無性にもう一回映画館に行きたい気分になってきたので、ぢつはこのDVDにおける本来の意図は達成されているのかもしれない。たいしたものね。


〔2000/ 6/12〕

「人狼」話はもうちょっと続けたいんですが、ちょっと時間がないっす。ところで今日は久々に出社したんですが、モニタを見た瞬間に眩暈がして、数分後には吐き気が……(比喩的表現にあらず)。本調子はもう少し先かなあ。眼鏡変えたいんだけど(主に左目の)視力がこれから変わっていくらしいので2ヶ月後にしろと言われているのだった。あああ、つらいっすーーーー。しかしこういう経験をすると、左目が開かないArteさんの6月11日付けの日記より)なんていう記述を読むと、ほとんど人ごとではないのだった。大丈夫だったのであろうか。っていうか、左目って呪われる運命にあるのでしょうか神様。「大丈夫。あやしいモノではありませんだといいんですが……。

そ、それからメールも幾つか出さねばああ。もうちょっと待ってくださいね、とか書いてみる。


〔2000/ 6/13〕

昨日医者から左目が順調に回復しつつあるというお墨付きをいただいたこともあり(まだ、違和感があるし、充血もしてはいるんだけど)、無性に映画が観たくなる。しかし、果たしてスクリーンを見続けることができるか、あるいはピントが合うのか不安だったので、途中退出せざるを得なくなっても後悔しないであろう映画を観ることにする。で、選んだのが「千里眼」。かなり前の方の席だったのだが、きちんとスクリーンをくっきり観ることができました。よかったよかった。内容は、えー、水野美紀のクンフーだけはまあ、よかったかもしれない。回し蹴りはなかなかかっこよかったっす。他の箇所はぼろぼろ。ただ、そろそろクンフーする自体に意義がある時代は終わりつつあると思うので、水野美紀はさらに本格的なアクションに挑戦していただきたいものである。あと、三輪ひとみも


〔2000/ 6/14〕

うう、ねみい。長文を書く気力がないー。 ということで、メモ代わりにこれからWeb上で書く・書きたいことをメモして、お茶を濁しておく。


〔2000/ 6/18〕

このページでは再三再四「発狂する唇」をネタに使わせていただいているのですが、そんな私よりもはるかに愛のこもったレビューをしているページを発見する。なかでも、レビューの冒頭の一行には大爆笑しました。いやあ、映画ってここまで人を狂わせてしまうものなのね。いいなあ、こういう愛が満ちあふれた文章って。ちなみに、ビデオは7月19日に発売だそうです。

そうそう、それから「クロスファイア」の補遺を幾つか。
まず、予告編で「漂流街」「ホワイトアウト」「五条霊戦記」が流れていた。「漂流街」については、スタッフとキャストを見ていただければ、付け加えることは何もない。しかし、みんなラストシーンにすごく期待するんだろうなあ。「ホワイトアウト」は、えー、青島刑事があのニヤけた口調で「これからダムへ戻ります」とか言ってました。ばかああああああああ。おまえなんか雪崩に巻き込まれて死んじゃえ。が、まあ、ダイ・ハードライクなアクションはなかなか面白そうなので、期待はしてます。「五条霊戦記」は、こんな映画が公開されるなんてはじめて知りました。プロデューサーが仙頭武則で、監督が石井聰亙か、う、観たいかも。それから、前評判が結構いいらしい「ジュブナイル」の予告編もあったような。
本編については、まあ、特に付け加えることはないか。あ、そういえば、WEB映画フォーラムにて、金子修介と矢田亜希子のインタビューを読むことができるので、既に観た人はチェックしてみるといいかも。中でも、「スタッフの方とかと“便利だよな、お風呂とかも沸いちゃうんだよ”とか冗談っぽく言ったりして(笑)」という発言はニヤリと笑ってしまった。やっぱり、みんな思うことなんだろうな、きっと。


〔2000/ 6/19〕

さて、私が入院したのは今回が最初ではないのはみなさまご存じのことでありましょう。いやあ、私ってばとてもデリケートなんですのよ(ぷぷ)。で、前回は退院記念として、入院中に読んだ本のレビューをアップしたのだが、これをまたやってみようかと、かねてより考えていたのであった。そしてなんとようやくついに、本日、第二回退院記念レビュー用としてあらかじめ選んでおいた本を全て読了したのであります! ブラボー!! ……え? お前、一週間前に退院したんじゃないかって? うるさいなあ。実質退院したのは今日なの! そういうことにするの!
とまあ、そんなわけで、近日中にレビューをアップしますのでお楽しみに。しかし、齋藤は、三雲岳斗の小説のどこが気にくわないんだろうか。

それから、東京国際映画祭の日程が決定。ここから類推するに、もし万が一東京ファンタが開催されることになった場合は、10月28日から11月3日までということになるのかな。


〔2000/ 6/20〕

昨日、必死に本の話を振ろうとした努力を無に帰すかのごとく、「ミッション・トゥ・マーズ」を観にいってしまう。えーん、なんとなく行きたかったんだよー。
で、もちろん評判がものすごーーーーーーく悪い映画であることは知っていたわけで、そんな駄作に時間を費やすことに関して多少なりとも意味と意義をもたせるために、DLPで上映している日劇プラザで観ることにする。設備の無駄遣いという気もしないでもないが。さて、私がDLPで観るのは「トイ・ストーリー2」以来だが、今回はアニメではなくて実写である。果たしてどんな感じで見えるんだろうかと思ったのだが……まあ、SFX主体の映画なので、それほど違和感は感じなかったかな。ただ、自然のものと人工物(あるいはCG)の違いがはっきりとわかっちゃうような感じがした。今回は少なくとも視覚的には潤沢に金が使われているのでいいのだが、もしDLPでもっとチープな作品を上映した場合、よりくっきりとチープに見えてしまうのではないか。特に、「ブレードランナー」のような、煙と雨に包まれた未来都市といった絵は、その意図に反して作り物くさくなってしまうような気がした。
え? 映画の内容はどうだったかって? 私何か観てましたっけ?

で、帰宅したのちに、気をとりなおしてこれまで未見だった「サウスパーク」のDVD鑑賞。わははははは、おバカでいいなあ、とか笑いながら「愛犬スパーキーのおホモだち」の回を観ていたら、エンディングでかかった曲があああああああああっ……。こ、これはもしかしてもしかすると、あの「オーガズモ」@祝公開決定のテーマ曲でわ! おおおお、これ聞くの久しぶりだああああああ。

ところで、やっぱりSF者は買わなきゃいかんでしょう。


〔2000/ 6/21〕


ここのところ、殊勝にも連日ページを更新している。これくらいマメに更新するのは久しぶりのことだ。しかし、さすがにバテているのも事実なんです。ネタはあることはあるんですが、それを書くにはあと1時間くらい必要で、今日そこまで起きていると明日に響くのよー。しかし、最近は眠くてかなわん。

ってことで、最近気になったニュースを紹介してお茶を濁したい。
http://www.hotwired.co.jp/news/news/Culture/story/20000614207.html(「教授レビュー・サイト」で訴訟騒ぎ)
学生が教師やその授業を格付けするのは昔からよくあることだけど、それをネットで公開するというのはなかなか面白そう。しかし、アメリカといえども、こういうのを訴訟に訴えるのはあまりにもカッコ悪い行いなのではと思うんだけど。


〔2000/ 6/22〕

ようやく、「人狼」のサウンドトラックを手に入れた。妙に凝ったデザインのジャケットだなー。ここまでしなくてもいいのに。とかなんとかぶつぶつ文句を言いながら、今まさに、聞いている真最中なのでした。……ああっ、これ、例の曲だ(映画を観た人ならわかると思うけど、あれです)……おおおおおおおお(ただ今感動中)。

ところで、脚本を書いた押井守は、今何をやっているんでしょうか。あ、「アヴァロン」完成したんでしたっけ(結構評判はいいみたい)。
ちなみに、押井は最近まで。「週間アスキー」で「パソコンが好き」という連載を執筆していた。これが結構面白くて、押井が登場する回はよく立ち読みしていたものだった。なかでも、連載第14回はすごかった。要はハードディスクを増設してグラフィックボードを交換するという、よくある作業のレポートなんだけど、これがもうなんというか……。まず、ハードディスクは色々苦労したあげく、みごと増設に成功。そして、グラフィックボードの交換も終了して、マシンを立ち上げてみたのだが、真っ当な色数や解像度で表示してくれない。どうやら、ドライバが古いためらしいのだ。では、ドライバを新しいものにアップデートしようということになるのだが、ここで問題が一つ。押井守のマシンはネットに繋っていない。スタンド・アローンなのだ。なんてかと言うと、「それを書くと本一冊書けるくらいの能書きになるので、ここには書かない」だそうな(ちなみに、「サイゾー」2000年7月号にて理由の一端を述べている。自分のサイトの宣伝も載っているんですけれど(笑))。そんなわけで、押井の環境では、ただちにネットからドライバをダウンロードできない。そこで、アスキーの社員が新しいドライバをフロッピーに入れて、押井守のところまで持ってゆき、ようやく問題を解決することができたのであった。しかし、なんちゅう人や。「いやあ、カントクってサイテーの人間ですね」とか言われてますが、そりゃそうだろうなあ。で、この件に関して、押井曰く、

「カントクという商売はあらゆる手段を駆使して人間を動員し、かつ思いのままに操って野望を遂げ、決して恨まれないことが何より重要なのである」

とかなんとか。……ああああ、以前ほとんど同じことを言ってた人を約一名知っているんですがああああああ。いやあ、周りの人はたい(以下、自分の命が惜しいので略)。

そうそう、なんか、あちこちでタイムマシン(本物)が評判になってますね。しかも、なんと偽物まで登場! ただ、やっぱりオリジナルの迫力には届かないか。Q&Aの充実に期待。
とか書いてたら、なんかオークションにアクセスできなくなっているでやんの。


〔2000/ 6/23〕

昨日のネタを書いているうちに、力尽きてしまう。うううう、寝不足なんだよう。どうでもいいが、このページ長すぎ。


〔2000/ 6/24〕

ようやく、「グラディエーター」を観る。ラッセル・クロウかっこいーーー。絵的な面白さということだと、なんといっても冒頭の戦争シーンに尽きるだろう。なかでも、火矢が飛び交う中、部隊が前進してゆくところは、観ていて鳥肌が立つほどかっこよかった(雪が舞っているところはいかにもリドリー・スコットと言うべきか)。ただし、後半部分はイマイチ。特に、皇帝サイドのストーリーが中途半端で、あまり面白くない。それから、この映画におけるヒロインは、ファザコンかつシスコンの弟や復讐に燃える主人公を自由自在に操れるくらいじゃなきゃいかんと思う(いや、実は操っていたのか?)。あるいは、出番を極端に減らすとか。無論、ラッセル・クロウと彼の剣戟シーンが大変素晴らしいのは言うまでもないのだが、戦闘シーンばかりのため後になればなるほどテンションは落ちている(これはビジュアルも同様)。ただし、ながったらしいアジ演説が無かったのはよかったと思う(まあ、リドリー・スコットですし)。
ただこれは設備の問題だと思うが、スクリーンが暗いのがすごく気になった。特に四隅が露骨に暗い。この辺、DLPでの上映を観たあとだと、かなり気になってしまうのだった。

それから、おめでとうございます。林さん。いや、びっくりしましたですよ。


〔2000/ 6/25〕

またもや昨日のネタを書いているうちに、力尽きる。退院記念レビューはまだ一文字も書いてませえええええええええん。


〔2000/ 6/26〕


色んなサイトで、タイムマシン(本物)が紹介されてますねー。しかし、今となってはリンク先を開いても、「オークション(13508734)にアクセスできませんでした。しばらくしてからもう一度お試しください」というメッセージが出るばかり。もはやあのQ&Aを見て爆笑することはできないのです。残念。そこで、代わりといってはなんですが、「タイムマシン」をキイ・ワードにWeb的逆探知して見つかったページを以下に紹介しておきます。

ものすごく、安直に検索した結果なので、あんまり面白くないっす。もっとキレているページが読みたいものだ。


〔2000/ 6/27〕

「グラディエーター」を観た直後は極度な金欠で、涙を飲んで購入を断念したサウンドトラックを今日になってようやく手にすることができた。というわけで、さっそく聴いている真っ最中なのだが……。いやあああああ、ハンス・ジマーのスコアはかっくいねーーーーーーーーー。ああああああ、今、もっとも好きなメロディーがかかってる! おおおおお、めちゃめちゃ燃えるぜええええええええ。ゲルマン民族なんて皆殺しだ! 奴隷どもをたたっ切れ! ついでに皇帝も!

さて、私が好きな映画関係のサイトに「ぢごくみみ」というのがあるのだが、ここにラッセル・クロウのゴシップがアップされている! 以下一部引用(太字は引用者)

私達は彼のタフガイぶりを絶賛した批評を読んで大笑いしてますよ。彼はそんなタフではない。実際のところはへなちょこですな

うひゃひゃひゃひゃひゃ。へなちょこ! そうか彼はそーゆー奴だったのか。映画を通してラッセル・クロウはどこか「耐える表情」をしているところが好きだったんだけど、あれは鎧の重みに耐えている表情だったのかもしれない。ぷぷっ。なお、他にも「グラディエーター」のレビューもあるので、併せて読んでみるといいかも。確かに、この映画ってカットを細かく割りすぎだと思う。多分、リドリー・スコットはわざとやったんだろうけど、成功しているとは言い難い。あと、後半のストーリーはボロボロで、完全に対戦型格闘映画と化している。……じゃあ、カット割り(つまりビジュアル)もストーリーにも失敗している「グラディエーター」のどこがいいの? それはやっぱり、ラッセル<へなちょこ>・クロウがカッコいいからに決まっているではないか! へなちょこだろうがなんだろうが、スクリーン上でタフガイならそれでいいのだ! あとはハンス・ジマーのスコアがなんというかもう……(また格好いいメロディーが流れているよおおお)。しかし、よくよく聴いているとメロディラインがもろに「惑星」……。


〔2000/ 6/28〕

Webページを眺めてたら、気分悪くなって(比喩的表現に非ず)、ぶっ倒れてました。ううう、まだ完治してないらしい。


〔2000/ 6/29〕

いい加減このトップページなんとかしなきゃ。これから整理します。真っ当な更新はまた後ほど。
あ、そういえばモンティパイソンのDVD BOXを手に入れたんだけど、これを観だすと、『デル戦』どころの騒ぎではないんだというネタを書くかもしれないし書かないかもしれない。


〔2000/ 7/ 1〕

ちはらさん反省しなさい企画(予想通りだったという説もあるが)として、アメリカでは興行収入的に惨敗した「アイアン・ジャイアント」を日本で劇場公開する一因になったページである「すすめ!アイアン・ジャイアント!」をリンクしておく。いやあ、すごい熱気ですね。「アイアン・ジャイアント」への愛があふれてます。なかでも、インターネット上で応援している人を対象にして行われた試写会のレポートや、ワーナー・ブラザース関係者も交えて行われたトークライブのレポートは必読。ええ話です。
しかし、ムックが19日に発売されるのか。ううう、買わねばあああ。そういえば、同じ日に発売されるビデオがありましたな。

あ、そうそう、昨日は「アメリカン・ビューティー」をようやく観たのだった。筋力トレーニングしようと決心するケヴィン・スペイシーがよかったっす。


〔2000/ 7/ 2〕

東洋大学SF研究会Webページにあるsyllabusを見た人が入れるべきツッコミは言うまでもなく「なんで〈ワイルドカード〉が無いの?」であるはずだ*1。まあ、今となっては手に入れにくいし、続編も出そうにないしなあ。とか思ってたら、2ちゃんねるで〈ワイルドカード〉が話題になっていた。しかし、「2000年春には続刊が出ます」っていうのは本当なんでしょうか? あ、もう夏だからウソか。問題は出す意志があるかどうか、なんでしょうが。
……とかなんとかエラそーに言ってますですが、なんと私は現在『大いなる序章』しか持ってませえええええん。いやもちろん大学生時代に『審判の日』まで全部揃えて読みましたですよ。が、本をBOXに持っていって、誰かに貸したりしたあげくその後行方不明。ってことで、もう一度買い直してます*2。ああ、なんか書いていて急にまた読み返したくなってきたよ。ってことで、全冊揃っている書店の情報募集中(ネットで注文した方が早いか)。……とか書いた後に川崎の紀伊國屋書店に行ってみたら、『宇宙生命襲来』を発見。わーい、あと一冊……じゃなくて上下二分冊なのであと二冊だー。
なお、日本での〈ワイルドカード〉ファンサイトとして「Drawing」を挙げておきます。

*1:笠井潔については身の危険を考えた方がいいから無くても可だろう。多分。
*2:続編刊行希望者ということで、古書店で買うのは避けている。


〔2000/ 7/ 3〕

今日、私は極めて不機嫌だった。そして同時にとてつもない焦りを感じていた。なぜなら、昨晩、某後輩から信じがたいメールが届いたのだ。曰く、『ネバーランド』を手に入れた。
なんですってー。彼女は恩田陸の新作を入手しやがったのだ。なんてこった。私は、はっきりいって他人が好きな作家の新作を先行して手に入れたことを知るのがものすごく嫌いである。それが、国内作家で最も愛のある恩田陸ならなおさらのこと。この世で自分よりも先に新作を読んでいる人がいると考えるだけで耐え難い不快感をおぼえてしまう。くそーー、神よ、なんで私はこんな理不尽な仕打ちを受けねばならないのですか? 日頃の行い? しかし、アイアン・ジャイアントを劇場で2回観た私と、散々話題にしておいてまだ一度も観ていない後輩とでは、どちらの行いがよいかは比べるまでもあるまい。ちくしょお、このビ××(*)があああああ。
このままおめおめと引き下がるわけにはいかない。そう、今日はなんとしても『ネバーランド』を見つけねばならないのだった。だが、あちこちの書店をのぞいてみても、それらしき本は影も形もない。時刻は正午を回ったところ。容赦ない日差しが照りつけ、体力と気力を根こそぎ奪い取っていく。そろそろ限界だ。会社に戻らないと。しかし、しかし、本を一冊も持たず、手ぶらで引き返せねばならないのか。くっそおおお。じわじわと絶望感が背筋をはい上ってくる。……しかたない。ここは潔く負けを認めよう。茅原友貴よ、今回は完敗だ。というわけで、職場へ戻る道すがら、茅原さんなんて死んじゃえ企画を立てることを検討することにした。あーしてこーしてこーやって……そんなアホなことをしていて仕事が全然はかどるわけがない。はっと気が付くと時刻はあっという間に6時すぎ。今日はとっとと帰ることにしよう。悄然としながら私は早々に帰宅の途についたのだった。が、その道すがら、ふともう一度書店に立ち寄ってみようかという気になった。もしかしたらひょっとして、午後に『ネバーランド』を入荷しているところがあるかもしれない。しかしそんな奇跡がはたして起こり得るのだろうか? ちっぽけな希望と圧倒的な絶望を抱いて新刊の棚を探し回っていたところ……そこには、見覚えのない本が積み上げられていたのだった。宇野亜喜良が描いたとおぼしき二人の少年の絵。帯には「7日間。少年たちに何が起きたのか」という印象的な文句が刻まれている。そしてそして、表紙の右に大きく『ネバーランド』の文字が! そして、その横に作者の名前が刻んである。三文字。私は、震える手をゆっくりと伸ばし、そっと本を手に取った。
見える! 私には見える!

―― 完 ――

*:最近、「サウスパーク」を観ているので口が悪くなってます。


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