'99 Book of Days 1月

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1月29日

 1月25日の日記に関してある人から、「それって、Win用のMacエミュレータって言いません?」という、身も蓋もないツッコミをいただく。夢が無いなあ。似非テツガク的思考にひたっている人間に冷水をかぶせるような行為はいかんと思う。
 そう、私が追い求めているのは、そこらのMacではないのだ。
 ……私には夢がある。いつの日か、世界中のPCの上で、かつてのMac信者たちと、かつてのWINDOWSユーザたちとが、兄弟のように仲良く一緒のテーブルにすわるときがくることを。……私には夢がある。いつの日か、iMACたちが、 マシンの色によってではなく、安定性によって評価される国に生きる時がくることを。……私には夢がある。いつの日か、この希望の丘にアジア、アフリカ、ヨーロッパからもその使用しているマシンを超えて夢を抱く青年たちが続々と集い、その出会いの中で、それぞれのOSを研究し、CPUを誇り、新しい創造の唸りが世界の隅々までも発信されることを。

で、UNIXユーザの手にかかって、死亡。


1月28日

 当然、今日は『球形の季節』恩田陸/新潮文庫)を買ったのだった。詳しい話は、読了してから。


1月26日

 どうやら、「ブレイブハート アナザーバージョン」が制作中らしい。ようは、「完全版」ということ。あまりにも長すぎるということで削られたあのシーン、ちょっと残酷すぎたということで除かれたあの描写が、すべて今回は入っている……はず。楽しみ楽しみ。日本で公開されるのはいつになるんだろうか。なんとなく、「東京ファンタ」あたりになるんじゃないかなーとか思うんですが、どうでしょう。


1月25日

 最近、「MACになりたい! スクリーンセーバー」を使っている。これをインストールして、スクリーンセーバーを立ち上げると、あたかもMACが起動したかのような画面を拝むことができる。例の「ポーン」という音から始まり、最初に表示される背景の色や、アイコンまで忠実に表現されているし、デバイスの読み込みではカーソルがときどき読み込み中になったり、矢印に戻ったりとおっそろしく芸が細かい。知らない人が見たら、本当にPCでMACが動いていると勘違いしてしまうほどだ。
 で、これを見ていてふと思った。
「果たして、これは本当にスクリーンセーバーなんだろうか? いつも使っているWindows98こそがMACのスクリーンセーバーなのではないのだろうか?」
……と。まさしく、胡蝶の夢。ただ、問題はMACモード(?)においては、ちょっとでもユーザが何かしら入力を行うと夢が覚めて、Windowsモードに戻ってしまうのだ。胡蝶の夢を目指すのなら(←目指してないって)、やっぱりMACスクリーンセーバー上でもMACと同等の操作が行えるべきだよな。当然、その結果はWindowsには反映されず、MAC上でしか通用しない。っていうかその場合、Windowsモードこそがスクリーンセーバーになるわけか。だったら、Windowsモードではちょっとでもユーザが入力を行ったら、MACモードに戻ってしまえばいいじゃん。素晴らしい! 私はそっちの方が断然いい。

……だったら、MAC買った方が遙かにてっとりばやいのでは。


1月24日

 一日をかけて「ミレニアム」(7巻、8巻)と「カウボーイ・ビバップ」(12話、13話)を観る。ひたすら、テレビの前にいるのって、ものすごく不毛なような気がするが、そもそも会社でも、ページ更新その他の作業をしているときも、モニターの前にいるので、不毛なのは毎度のことなのかもしれない。「ミレニアム」は話が主人公周辺の話になってきてなかなかいい感じだ。これからさらに面白くなるらしいので期待しよう。「ビバップ」については、CMの「天国を追い出された天使は悪魔になるしかない云々」とかなんとかいうせりふがよかった。


1月23日

 全然納得のいくレベルではないが、とりあえず更新は更新だっ。これで、本やビデオやゲームができるううううううううう(号泣)。
 とかいいつつ、実は「SFマガジン 3月号」はちゃっかりと買っていたのだった。当然、恩田の「ロミオとロミオは永遠に」がお目当て。さっそく読んでみたのだが、まず「新連載にあたって」のところでびっくり。なんと写真入りである。しかも、「愛すべきイメージのオン・パレードであった二十世紀を、私なりに処理したい」という意気込みまで語ってくれている。これは相当気合いが入っているな、きっと、すごい話に違いないと考え、襟をただして読んでみたのだが……すげえ、たしかにこれはすげえ! 何がすごいかって、おっそろしくバカ!。いや、参りました。もう、このテンションのまま最後まで突き進んで行ってください。私はどこまでもついて行きますから(笑)。


1月22日

 「幻想水滸伝II」をいい加減終わらせる、「ミレニアム」もさっさとファーストシーズンを全部観る、『ドラキュラ戦記』も読了する、などなどやりたいことがたまりにたまっているも全然進まず。ページ更新は言うまでもなく。うーん、本読んでないなあ、最近。『アポカリプス殺人事件』(角川文庫/笠井潔)を偶然手に入れたのが唯一の救いか?


1月19日

 ながらくお待たせしております、『小夜子』関連の更新ですが、ようやく見通しがたちました。とりあえず、なんとかなりそうです。よかったー。先週からずうううっと、どういうネタで行こうかと考えていたんですが、土壇場で一筋の光が見えたかなって感じです。やっぱり仕事が忙しくなると、現実逃避したくなるもんだ、ということがよくわかりますね。……って、ああっもうこんな時間(午前1時半)! もう寝ます。おやすみなさい。あしたは、会社で続きを書くか?


1月16日

 自分の部屋にあって、かつ、もはやメインで使うことの無いであろう機器をすべて二階へ移す。あらためて驚いたのが、マイ・ファースト・マシンであるPC-9821Cs2関連の配線。なんでこんな(今となっては)使えないパソコンからうようよとコードが延びているの? 信じらんない。色々いじっていたんだなあ。しかも、こいつは、約1年前に、500MBのハードディスクがクラッシュして、それっきり放って置いたまま、全く手を着けていなかったのだった。
 が、このまま粗大ゴミとして朽ち果てさせるのは哀れなので、170MBのハードディスクのみで起動させてみる。当然、MS-DOSで。……おおっ! 動いてやんの(びっくり)! CONFIG.SYS等をこれからもうちょっといじらないと使い物にならないと思うのだが(クラッシュしたHDにあったデバイスに依存している箇所があるので)、DOSマシンとしては十分使えそう。しかし、LUMBとか、MVBUFといった記述をみるととてつもなく懐かしくなることであるなあ。


1月13日

 最近久しぶりにCでプログラム書いているのだが、どうも根本的なところが記憶からすっかり抜け落ちてしまっていることが判明する。ってゆうか、ポインタって何? argcとかargvってどうやって使うの? 後輩の何人かはコンピュータ関連企業に就職するらしいので、春になったらプログラミングの知識を偉そうにひけらかしてやろうと思っていたのだが、立場が逆になりそうでコワい……。まあ、ようやくまともに仕事をしている気分になれて嬉しいと言えば嬉しいんだけど。残業も増えてきたのが気がかりだが。
 しかし、特筆すべきは以上のような記憶力の無さを思い知らされても、全然ショックをうけていない自分の精神力だな。鈍感ともいう。


1月12日

 『水霊』読了。いまいち。
 ……どうしても、物語のあちらこちらに安直なご都合主義を見出してしまって、感情移入ができない。いくらなんでも、普通ああいう無茶なことをやらかしたら、大変なことになるんじゃないか? とか思ってしまうような箇所が幾つかあったし、真相に説得力が感じられなかったりと、読めば読むほど頭の中がもやもやしたものに包まれてゆくのであった。そんなこんなで、日記以外の更新はもう少し先になりそう。ああっ、田中に負けてしまった(はず)……。日記以外のコンテンツは週に一回のペースでアップしてゆきたいんだけどなあ。


1月11日

 あんまり『六番目の小夜子』ばかり扱っているとマンネリ化するような気がして、別な題材について書いてみようかと思っている。もちろん、恩田陸の作品であることは必須。で、何にしようかなあと考えているのだが、やっぱりここは『三月は深き紅の淵を』がいいだろうなあ。多分『小夜子』以外ではもっともメジャーな作品だと思うし(でも、書泉グランデでは『小夜子』『不安な童話』『光の帝国』は平積みされていたにも関わらず、『三月は〜』は影も形もなかった。変な書店だ)。
 そんなわけで、日曜からちょっとずつ再読しているのだが、やっぱり面白いわ、これ。物語としての素晴らしさについては言うに及ばず、文中にさりげなく隠されている伏線や仕掛けの数々が、再読する際にはさらにプラスになってくる。読めば読むほど新しい発見があるというのは、とてもお得な小説であるといえよう。ただ、私はその昔、読書会をやる際に何度も読み返しているので、本来はこういった仕掛けについても、わかっていてしかるべきなんだがなあ。と、いうことで、今となっては何もかも忘れてしまっているあたりに、私の都合のいい記憶力の真骨頂を見る思いがして、自画自賛せずにはいられないのであった。いや、毎回毎回新鮮な気持ちで再読できるのっていいね。


1月10日

 ……うー、昨日今日とパソコンを色々いじっていて、ここに書けるようなネタやヒマがほとんどなくなってしまった。ああ……。なーんか、色んなところで再セットアップを実行していたような。てなわけで、本格的な日記は明日以降。あ、そろそろ「小夜子」関連も色々更新してゆきます。東洋大SF研と、どちらが早いでしょうか(笑)。それからトップページちょっとだけ変えました。


1月8日

 今日は、徒然なるままに話題を幾つかピックアップ。

  1. 「メタルギア ソリッド」のトレーディングカードが出るらしい。噂には聞いていたが、なかなかすごい仕上がりになっている。「限定生産」ですか。はあ……。
    でも、私ってこういうのを集める趣味は本当にないんだよねー。ま、どこかで見かけたら1セットくらいは買ってもいいかな。
  2. よく、「LINK」を「RINK」と書く馬鹿。というネタがありますが、だったら「diary」を「dialy」と間違える馬鹿、というのもいそうですな、とか思って自分のソースをよく見たら、そこかしこに「CLASS=dialy」なる記述がっ! うひゃあ。これって、かなりまずいんではないのか? とか新年早々に気が付いたのだが、面倒くさくて未だに証拠隠滅には至っていない。しかし、どうせ直すんだったら、「daily」の方がかっこいいかな? ちなみに、手元の辞書で調べたら「dairy」は搾乳場/乳製品販売店のことだそうです。
  3. iMACって、15秒に1台の割合で売れたんだそうな。すごいね。どうせだったら、AppleとSteve Jobs iCEO(笑)をたたえて、時間の単位に「iMAC」を導入してみるのはどうだろうか。当然15秒=1iMAC。つまり、1分=4iMACという換算になる。これで、MACがどれだけ売れたか一目瞭然。あなたが、このページを眺めていたiMACはどれくらい?

1月7日

 絵画や音楽(楽器)といった題材を扱ったミステリや、それに近しい類の物語を見かけると、思わず読みたくなったりしませんか? 私はします。やっぱり、歴史を感じさせてくれるようなネタって趣があっていいですね。それから、西欧文明へのあこがれみたいなものがあるのかも。例えば、『フランドルの呪画』という小説を紹介してもらったときも、まず興味を惹かれたのは「チェスの勝負」なる画に隠された謎、というところだったし。
 で、今回読んだのは『狂った旋律』(パオロ・マウレンシグ/草思社)。こちらはある人物がオークションで競り落としたバイオリンにまつわる話。帯にある

「現代のロンドンから30年代のウイーンへ一丁のバイオリンが導く迷宮の物語」

という文句はなかなかそそられるものがありました。さらに、本書には、とても印象深い演奏シーンがあったり、音楽学校が舞台になったりと、実に私好みの展開がわんさかとあって、読んでいてとても面白かった。「音楽家などという連中はカインの末裔なのです」 ……かっこいー!!
 しかも、物語全体がいわば入れ小細工のような構成になっていたり、ちょっとした仕掛けがほどこしてあったりと、メタレベルでも楽しめちゃうのもいいですね。ミステリファンには結構お勧めかもしれない。値段も1800円とそれなりにお手頃だし。

 ところで、訳者あとがきで

「ミステリーであろうとミステリー風であろうと、作品の軸に深い謎が潜んでいるからとして、それに惑わされて、その謎をこの場で明かしてしまうのは愚かで心ない所業であるということになるだろう」

などと、書いてありますが、その割には直前に結構重要な真相を明かしていたり、注意深い人なら、さらにピンと来てしまうようなあらすじ紹介をしてくれているので、くれぐれも巻末から読まないように。


1月6日

 今日の話題はなんといってもこの美しいフォルムにつきるでしょう。もしくは、この圧倒的な存在感とか。しかし、それぞれをLANでつないでいる光景を想像すると、なんかすごいものがありますな。こういったものを置いていると何もかもボンダイブルーでスケルトンにしたくなりそう(一歩間違うと安っぽいオモチャになっちゃうようなデザインだと思うんだけどね。それをファッショナブルな領域にとどめているところがセンスって奴なんでしょう)。いよいよ、パソコンが様々なレベルで生活環境を変える時代になったのかなあ、ということもしみじみ感じます。

 なお、諸々の情報は、ZDNetMACWORLD Expo/SFショウレポートからたどるのがいいだろう。注目はConnectixだ。


1月4日

 ようやく、『血の伯爵夫人』を読了する。いや、長かったなあ。これって、上下二分冊なんで、両方とも鞄に入れるとやたらに重かったような記憶がある。だったら、さっさと読めよ、というツッコミは重々承知しているが、だって当時はページをめくる気力がなかったんだもん。
 さて、肝心の感想だが、いつか日記で書いたとおり、圧倒的にエルジェーベトのエピソードの方が面白い。人が苦悶の表情をうかべたり、苦しんでいる様子を見て、ふと幸福を感じるという狂気と、彼女が持つ一種の無邪気さとをうまく重ね合わせて一連の殺戮を効果的に描写している。こうした迫力と比べると現代のエピソードの方は今ひとつといった感じだが(あんまり人が死なないし)、本書を単なる歴史小説にしたくなかった作者の意図はよくわかるので、これはこれでよしとしておこう。多分、再読すればさらに面白みが増すような構成になっているはずなのだが、そんなことができる余裕が果たして今の私にあるのかどうかはちょっと疑問である。


1月3日

 現在、「METAL GEAR>>SOLID SNAKE 小島秀夫監督作品音楽集 赤盤」を聴きながら日記を書いているんだけど、すごいね、これ。タイトルを見ればわかるとおり、「メタルギア」「メタルギア2 ソリッドスネーク」の曲が収録されているんだけれど、この2つのゲームが発表されたのって1987年と1990年なんだ。そんな遙か昔のゲームがアレンジされて、場合によっては、原曲のまま今頃CD化されるというのはちょっと信じがたいことだ。いくらなんでも、「メタルギア ソリッド」が出たからってねえ(海外ではバカ売れしたらしいけど、日本では65万本どまりだし)。一体あのゲームをプレイしてかつ、まだ関心を持っているユーザってそんなにいるのか? 謎は深まるばかりだ。というか、こんなもん出すんだったら両作品をPSに移植すればいいのに。ついでに「SDスナッチャー」もつけて。え? ドラマCD? ……買っちゃいましたよ、それも(涙)。


1月2日

 っていうことで、始まりました「SAYOKO Returns」。が、見ての通り、全く更新してません。あいかわらず日記を書き連ねているだけという。あ、実は「小夜子徹底比較」をちょっとだけ変えてます。「Win97」を「Win98」に直しただけなんですけど(笑)。いやあ、さすがにあれはもう勘弁していただきたいと。前回あまりにも力を入れすぎて、バテてしまったので今回はゆっくりと更新してゆきます。

 ところで、年賀状に目を通していたらある方から「ページ見てます」とのメッセージが。……有り難うございます。アトピーに関しては完治するということはあんまり無いそうで、症状をうまく緩和していくしかないとのこと。辛抱強くつきあっていくつもりです。


1月1日

 ああっ、タルい! なんてタルいのだろうか。年が明けた瞬間に、体中から力が抜けていってしまいました。へなへなへな……。年末最後の一週間はやたらに忙しかったからなあ……。と、いうわけで、あけましておめでとうございます。本年もよろしく。

 さて、今年の目標としてはですね、もうちょっと本の話題を増やしたいということと、もうちょっと「小夜子のすべて」を長く続けていたいというところでしょーか。後者に関してはとりあえず、トップページをなんとかせにゃあかんですな。なんですか、あれは。なんにも知らない人がみたら、ほとんどエロページにしか見えないじゃない(「Returns」のピンクはまずかったか)。まいったなあ。ま、その辺もふくめて少しずつページを修正・更新してまいりますので、お楽しみに。では。

※で、トップページがあまりにも醜悪なので、変更。少しマシになりました。


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